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防音性の高いRC住宅について徹底解説!RC住宅が向いている人の特徴や防音性能も紹介!

マンションなどの集合住宅に住む際に、最も気になるのが近隣住宅への「騒音」です。 実際にマンションなどをはじめとする集合住宅では騒音によるトラブルなども多く、特に小さいお子様がいる家庭などは近所へ配慮しなければいけません。騒音が出ないよう注意しなければいけないのは当然ですが、できれば安心して自宅で過ごしたいですよね。 そこで本記事では優れた防音性を持つRC住宅について詳しく解説を行い、RC住宅が向いている人の特徴や防音性能なども紹介していきます。

RC住宅について

RC住宅とは英語表記の「Reinforced Concrete」の頭文字に由来した略称であり、日本語に解釈すると「補強されたコンクリート」という意味で解釈されます。 RC住宅は鉄筋の構造部分にコンクリートを流し込むことで完成する建築様式で、強度だけでなく防音性に優れているのも特徴的です。 従来までRC住宅はさまざまな規模のマンションなどに利用されていましたが、近年では戸建て住宅でも大いに活用されています。

皆が知っている【防音性】には3つの種類がある

RC住宅で重要な「防音性」という言葉は誰でも聞いたことはあるかもしれませんが、防音性の種類などは知らない方も多いのではないでしょうか。そこでここからは防音性の3つの種類について詳しく解説をしていきましょう。

防音とは

屋外の騒音が室内に入るのを防いだり、逆に室内の音が外に漏れるのを防止することを「防音」といいます。住宅における防音は抽象的な概念であり、具体的な方法論を意味していません。これから解説をしていく、「遮音」と「吸音」を総合的な観点から組み合わせて対策した方法が防音です。 したがって、防音素材や防音対策と呼ばれているもののほとんどが、遮音や吸音を高める機能や対策として認識されています。

遮音とは

空気中に伝わる音を遮断し、外部に音が漏れないようにする方法を「遮音」といいます。 防音対策の中でも遮音は最も有効的な対策であり、振動で伝わる音を跳ね返すことで音を遮断しているのです。音の遮断をすれば音漏れが少なくなるので、漏れる音が小さければ小さいほど音の遮断性は高いといえます。 しかし、遮音にこだわりすぎてしまうと、室内での音の反響が大きくなりすぎて本来の音の判別が難しくなったり、音が聞き取りにくくなるリスクが高くなるのです。一般的に鉄板やコンクリート、石膏などの材料が遮音を高める材料として知られています。

吸音とは

遮音同様に、防音効果を高めるための方法の1つが「吸音」です。 吸音は読んで字のごとく、音を吸収することで音の反射を防いで室外に出ていくのを防いだり、室内での音の反響を抑制します。吸音対策は細かい穴が無数に空いている素材を壁材に使用し、その穴の中に音を吸収するという仕組みです。 外部に音が漏れず、遮音とは違って室内でも音が鮮明に聞こえるのがメリットといえます。 一方で吸音性を高めすぎれば、反響音などのリアルな音楽の質感が無くなってしまうのがデメリットです。一般的にはグラスウール、ウレタンフォーム、ロックフォームなどの素材が代表的な吸音素材として認識されています。

RC住宅が向いている人の特徴

RC住宅は防音性に優れた素材で建造されている素材ですが、実際にどのような生活様式を持つ人がRC住宅での生活に向いているのでしょうか。ここからはRC住宅が向いている人の特徴について詳しく解説をしていきます。

ピアノなどの楽器を家でも使いたいと考えている人

ピアノなどの楽器を演奏するのが趣味でも、自宅では音が外部に響いてしまうので演奏できない方も多いのではないでしょうか。もしそのような悩みをお持ちなら、RC住宅の購入がおすすめです。 RC住宅は遮音や吸音などの防音対策に特化した建築材料を使用して住宅建造をしていくので、自宅でも外部への音漏れを気にせずに演奏できます。 このような観点からも、RC住宅はピアノなどの楽器を家でも使いたいと考えている人には最適です。

在宅ワークのため、静かな環境を作りたいと考えている方

在宅ワークメインで仕事をされている方などは、静かで集中できる環境で仕事をしたいと考えている方がほとんどです。そのような方には外部からの音も遮断できるRC住宅がおすすめです。 ちなみに日常会話やエアコンの室外機の音、車内などの日常的な音は50~60db程度の数値です。このような静かな環境をつくりだすためにもRC住宅の防音性が効果を発揮します。

騒がしい地域に住む予定の方

閑静な住宅街に住む方であればRC住宅にする必要はありませんが、騒がしい地域に住む予定があればRC住宅がおすすめです。 例えば電車や人の往来が多い駅の近くに住む方や、たくさんの子供が遊ぶ公園付近に住む方、多くの人でにぎわう商店街などに住む方には最適といえます。下記にぞれぞれの場所のdbの数値を表記しておきます。ご参考にして下さい。 ・電車の通りが多い駅やガード下:100db程度 ・公園付近:50db程度 ・商店街付近:70db程度

防音性の対策について

優れた防音性を持ったRC住宅を建造していくためには、防音性を限界まで高めるための十分な対策を検討していくことが重要です。ここからはRC住宅における具体的な防音対策について詳しく解説をしていきます。

遮音材として使っている素材

RC住宅建造においては、防音対策の一環として遮音効果に優れている遮音材を多用しています。ではRC住宅で遮音材として使用されている2つの素材を紹介しましょう。

石膏ボード

「石膏ボード」は遮音効果に富んだ建築資材です。石膏ボードは住宅やオフィスビル、ホテルや商業施設、病院などの壁や天井材としてさまざまな建築現場で利用されています。 石膏ボードは水と硫酸カルシウムを含んだ鉱物である「石膏」を芯材とした板状の建築資材で、さまざまな用途で利用されています。 石膏ボードは単体でも遮音性に富んだ材料ですが、複数枚重ねて貼ることでさらに遮音性を高めることも可能です。

遮音シート

「グラスウール」などの吸音効果に優れた素材で作られている、シート状の建築材料が「遮音シート」です。 遮音シートはガラスの細かい繊維状のような素材で作られており、特に高音の吸音に特化した素材として認識されています。

実際のRC住宅の防音性はどの程度か?

ここまではRC住宅の防音性能や使用素材について詳しく解説をしてきましたが、RC住宅はどの程度の防音性を持っているのでしょうか。ここからは、実際の騒音やその騒音に対するRC住宅の防音性を検証していきます。

検証事例

tsunaguのRC住宅は50db程度の消音効果を発揮します。例えば、100db程度の高い騒音レベルである地下鉄の騒音でも50db程度の音に軽減することが可能です。 50db程度であれば日中の住宅地の騒音レベルであり、大幅に騒音を軽減していることが立証されています。このような観点からも、RC住宅は地下鉄構内の大きな騒音でも、静かな騒音レベルに低減できる消音性能に特化した住宅なのです。

まとめ

日々の生活において、騒音によるトラブルにより近隣住民との関係が悪化してしまうケースも多く見受けられます。また、常に音漏れなどを気にしながら生活していれば、精神的にも疲れてしまいますよね。そこで本記事で紹介したRC住宅に住めば、近所との騒音トラブルの心配も無くなって安心して過ごすことができます。さらに外部からの騒音に悩まされることもなく、快適な毎日を送ることも可能です。 今後リフォームや新築住宅の購入を検討されている方は、防音性に優れた素材を利用したRC住宅をぜひご検討ください。

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